5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾(しつけ)」をローマ字表記した際の頭文字がいずれも「S」であることから、「5S」と呼ばれています。
冒頭の説明だけですと、5Sは、単なる掃除の活動だと思われるかもしれません。しかし、5Sは、単なる清掃活動ではありません。 “職場をきれいにする”という明快な切り口で、仕事の進め方の改善、職場のコミュニケーション、連携の強化を実現し、職場の活性化、業務の効率化と生産性の向上を図り、しいては顧客満足度(CS)を実現していくマネジメント手法なのです!
製造現場において5Sは、職場活性化や生産性の向上に大きな効果があることが知られており、非常にポピュラーな経営管理手法として活用されています。
しかし、これまで、ホワイトカラーの職場では馴染みの薄いものでした。
マネジメント・デザインズ(株)では、5Sを製造現場だけでなく、ホワイトカラーの職場など広く多様な職種で実践できるよう、研修プログラムを開発致しました。
行政においても、限られた人員で、これまで以上のパフォーマンスが求められる中、組織内の連携を高め、仕事の流れやしくみを見直し、業務の質と効率の向上を図っていくことが課題になっています。 そうした課題に対して、有効なのが5Sなのです。近年、本研修を導入される自治体が増えています。今、一番お勧めの研修プログラムです!
本研修は、研修前に、コンサルタントが受講いただく職場の5S診断と、受講いただくメンバーの皆様を対象にアンケートを実施致します。 5S診断と、アンケート結果をもとに、講師がその職場における5S上の課題を分析・整理。それを題材に研修を進めます。 従って、一般的な内容ではなく、受講いただく職場の問題として、完全にカスタマイズされた研修になります。 その他、実習や、グループディスカッションなども盛り込んでいます。わずか3時間の研修ですが、非常に密度の濃い内容になっています。
プログラム |
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1.オリエンテーション ・研修のねらい、目的など |
2.5Sの意味と重要性(講義、ゲーム実習) |
3.職場の5S診断(講義、グループワーク) ・職場の5S診断結果 ・改善ポイントの検討 |
4.すぐに生かせる!5S推進テクニック ・5S推進テクニックと具体的な事例 |
5.本日のまとめ |
5Sは、職場全体で実践していくことで、大きな効果を得ることができます。そのためには、職場のメンバー全員が5Sについて正しい理解を持つことが重要です。
本研修は、3時間プログラムですので、例えば午前の部、午後の部と、交代で受講いただくことも可能です。
事実、本研修を導入されている企業・自治体では、午前、午後に分かれて、職場のメンバー全員に受講いただいています。
本研修を導入された自治体のある部署の研修前と研修後の姿を一部ご紹介します。
単に職場がきれいになっただけではなく、この取り組みを通じて、業務の効率化が進みました。
そして何より、5Sの取り組みを通じて、職場のメンバー間のコミュニケーションがより向上するとともに、職場のメンバーの改善マインドが高まりました。
机の上もスッキリ。作業スペースも広がり、書類もすぐに見つかる!
引き出しの中は、ウレタンボードでスッキリ整理。すぐに取り出せる!
これまでデッドスペースになっていた共用スペースが復活!
キャビネットの上もスッキリ整頓!
5S研修を受講された方々(企業・自治体職員)の主な声です!
5Sについて初めて理解できました。自分なりの工夫で整理整頓を心がけてきましたが、5Sを推進することは業務そのものであること。 5Sを系統立てて進めるということの大切さや全員で取り組むということの重要性が特に良く分かりました。 5Sを推進することで職場のコミュニケーションの円滑化や業務の効率化、しいては、CSレベルの向上につながるので、自分の課でも成果をあげたいと思います。ありがとうございました。
5S理論が良くできたものであると感心した。特に事故を未然に防止する「清掃」と「躾(リーダーシップ)」は欠かせない要素だと思う。 一時的に5S実現への起動に大きな力(時間やチームワーク等)の必要さと、それによる効果も大きいものが期待できると気がした。 既に実行した他課に比べ自分の課は大きい課なので大変だと思うがぜひ挑戦してみたいと思う。
5Sは仕事外のことではなく、大切な仕事の一部であることを痛感しました。慣れることで見えなくなっている、職場環境の問題点がたくさん頭の中に浮かび上がりました。 改善したい気持ちは常に抱いておりますが、個人単位での努力ではほぼ解決できない問題であると思っています。今回の研修を機に課として、時間をとって一斉に5Sに取り組みたいと思います。
大変参考になった。すぐにできること、順番にやっていくこと、組織全体で取り組むこと、それぞれで課題が見えた。 個人一人でやっても意味がないので、ぜひ、組織全体で5Sを取り組んでいきたい。
今年異動してきて、4ヶ月経ちましたが、窓口受付時に必要書類が、どこにあるのか、分からないことが時々あり困っています。 また自分の机もそれなりに書類が多くなり始め、整理しなくてはいけないと思っていたので丁度良かったです。
今日、研修を経て、現在の状況を改めて把握し、深刻さを学びました。以前から使いたい物をすぐに探し出すことができず、改善できればしたいと思っていたので今回の研修をとても勉強になりました。 少しでも働きやすい環境にできるよう頑張りたいと思います。
今まで見慣れてしまった光景でしたが、写真で改めて見て驚きました。研修を通して、少しの工夫でも、きれいにすることができるということを知りました。 とても参考になりました。ありがとうございました。
私は非常勤にて、職員さんたちに比べたら、積もり積もった資料は少ないと思います。それでも、なかなか物を捨てられない、資料をまとめられないということがあり、机の中はそのようなものでいっぱいです。 これから少しずつ、整理していきたいと思います。
職場の整理整頓はどの職場にも異動しても問題に思っているところであるが、グループワークを通じて他の人もそう思いながら過ごしていることが改めて分かった。
客観的に職場を見て5Sの必要性を感じた。全員参加で仕事の無駄を省き、効率的に業務を行える環境を作っていきたい。意識改革が大前提なので、今回の様な研修が重要だと思いました。
5Sとは、その一つ一つは皆知っており、ただ日常業務の忙しさの中で気付きにくくなっている部分とも思われます。 改めて考えてみれば業務に支障をきたす要因になっている場合もあるわけで、課員が共通の認識をもって改善していくことの必要性を考えさせられました。
正しく5Sに取り組めば、確実に職場は変わります。
皆様の職場でも、5Sに取り組んでみませんか!
きっと、職場が変わることを実感できると思います!
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